本校3年生がSSHの活動で、7月29日(月)に出雲市役所を会場に「地域創生に向けた高校生からの提案」と題し、出雲市職員の皆さまにプレゼンテーションを行いました。この企画は、2年生での課題研究を基に、3年次にその研究成果を地域・社会に還元する活動として毎年実施しているものです。
当日は、3つの分野に分かれて、出雲市職員の方と意見交換をしました。
Ⅰ 災害・多文化共生
・出雲高校を使いやすい避難所にしよう!
・出雲高校で『制服の選択の自由』を実現させるにはどうしたらよいか
・どうして男の人は女の人がかわいいと思うものを持っていないのか
Ⅱ 政治・定住
・出雲市に定住してもらうにはどのようなことが必要なのか
・プラスチックゴミの削減に対して出雲市・企業はどんな対策をしているのか
・出雲の若者の農業への関心を高めよう
・出雲の特産品と米粉でレシピ開発
Ⅲ 地方活性化
・出雲市の魅力を伝えるには
・島根県をよりよくするための観光環境とは
・アニメの聖地巡礼で出雲の観光業を促進するには
・スサマジの集客数を増やすためには
テーマに合わせて、関係職員の方が参加してくださり、実際の業務運営上の知見に立って専門的なアドバイスをしてくださいました。生徒たちは、出雲市のこれからの課題についてより実感を持って考えることができました。また、生徒の柔軟な発想や着眼点を評価していただく場面も多く、これまで研究してきた成果を実感することもできました。
市職員の皆さま方、ご多忙の中、出雲高校生のSSH活動にご協力いただき誠にありがとうございました。出雲高校SSHではこれからも地域の課題に積極的に向き合いたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。