1月26日(木)、2年生普通科 SS探究発展A「課題研究」のゼミ別成果発表会を行いました。

出雲高校の課題研究は、「身近なところにある課題」に気付き、その課題の背景を調査・分析しながら洞察し、課題を解決するための仮説を設定するところから始まります。4月から各研究班(4~6名の構成)が設定した課題と仮説に基づいて検証を行い、結果に基づいて考察を組み立て、その成果をレポートとプレゼンテーションにまとめてきました。その集大成となる校内のゼミ別成果発表会です。午前中の3~4限に理系の発表会、午後の6~7限に文系の発表会を行いました。

午前中の理系の発表会は、4分野(数理情報、物質科学、生命・食農、生活科学)のゼミにそれぞれ分かれ、4班~7班の研究班が各会場で発表を行いました。午後には文系3分野(多文化共生システム、環境・エネルギー、地域共生システム)のゼミ別発表会を行いました。発表に対し、聴講している生徒や教員からは質問や意見が多く寄せられ、今後の研究に活かされるよい学びの時間になりました。また外部連携指導員として島根大学、JICAからお招きした先生方からも指導・助言をいただき、さらに一段、研究を深めていく機会をいただきました。

聴講した教員と生徒による審査を通して最も評価の高かった発表を「優秀賞」、次点を「優良賞」としています。「優秀賞」は2月8日(水)に行われる「令和4年度スーパーサイエンスハイスクール研究成果発表会」(於出雲市民会館)でステージ発表を行い、その他の研究班はポスターによる発表を行います。この発表会で学んだことを活かして2月8日の発表会ではステップアップした発表をしてくれることを期待します。

結果については以下の通り 

理系

数理情報ゼミ  優秀賞 数3A  「攻撃的野球」

        優良賞 数4A  「有限な数列を使って誕生日を思い出す」

物質科学ゼミ  優秀賞 物3B  「宍道湖のヘドロを用いた微生物燃料電池は実現可能か」

        優良賞 物2A  「『圧電効果』と『電磁誘導』による発電量の違い」

生命・食農ゼミ 優秀賞 生命5B 「銀イオンの抗菌効果を持続・保持させるには」

        優良賞 生命2B 「乾燥白飯を常温の水で早く食べられる状態に戻すには」

生活科学ゼミ① 優秀賞 生活5B 「出雲高校内で静電気が発生しやすい『場所』と『制服の着方』」

        優良賞 生活2B 「校庭の砂が飛ばないようにするためには」

生活科学ゼミ② 優秀賞 生活5A 「イシクラゲを用いて植物を効率よく育てられるか」

        優良賞 生活3B 「硫酸バリウムを使ったX線検査について」

文系

地域共生システムゼミ  優秀賞 地8A 「出雲に定住してもらうにはどうすればよいか」

            優良賞 地8B 「買いたくなるお土産のパッケージは?」

環境・エネルギーゼミ  優秀賞 環6A 「ペットボトルの回収量を増やすには」

            優良賞 環8B 「久徴園が崩れたらどうなるか」

多文化共生システムゼミ 優秀賞 多6A 「水害が起こった時に出雲高校内で安全に避難するには」

            優良賞 多8A 「高校生が聞きとりやすいのはどのような話し方だろうか」 

 

令和4年度課題研究テーマ一覧(PDF)
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2年生 普通科 SS探究発展A「課題研究」ゼミ別成果発表会とその結果