本校のSSH事業は、「地域・社会のリーダーとして貢献できる人財を育てる」方針に従い、地域と国際社会をつなぐことができる科学技術を扱う人と、地域や世界の持続的な発展に向けた創造的提案を行える人を育成することを目的に事業展開しています。
 特に3年次では、研究成果を地域・社会に還元する活動を中心に行っています。その一つとして、「地域創生に向けた高校生からの提案」と題し、出雲市長ならびに出雲市職員の皆さまに発表を行う企画があります。
 7月28日(水)は出雲市役所を会場に出雲市役所の職員の方々に対して、5つのカテゴリー(食・防災、観光1・地域活性化、観光2、資源・環境、多文化共生)に分かれて、出雲市職員の方と意見交換をしました。職員の方々からは「現在、地元出雲や島根県、国内で課題とされている事柄を取り上げて主体的に研究を進めている」とのコメントもあり、生徒たちが身近な諸課題に強い関心を持ち、解決を模索しようとする積極的な姿勢について評価をいただきました。
 7月29日(木)は本校に飯塚俊之出雲新市長を迎え、地域創生に向けた政策提案を行いました。
各分野の発表後、飯塚市長より、全ての班に丁寧なお言葉をいただきました。「島根県および出雲市の地域的諸課題を捉えたものになっており、高校生ならではの斬新なアイデアや豊かな発想があり、興味深く聴講することができた」と講評をいただき、生徒の柔軟な発想や着眼点を評価してもらいました。
出雲市長さま、市職員の皆さま方、ご多忙の中、出雲高校生のSSH活動にご協力いただき誠にありがとうございました。

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「地域創生に向けた高校生からの提案」を実施しました