「SS探究発展A」のゼミ別中間発表会を行いました
10月15日(木)6・7限に、2年生普通科理系クラスの課題研究である「SS探究発展A」のゼミ別中間発表会を行いました。当日は島根大学や島根県立大学から外部連携指導員の先生方をお招きし、4つのゼミ別に25班が課題研究の途中経過を発表しました。
今年度の課題研究は、新型コロナウイルスの影響で、本格的な実施は6月からになってしまいました。各班は、自分たちの興味・関心や日常生活の気づき・問題を研究課題として設定し、昨年度までの先行研究の成果を参考にしながら、研究計画を立て、調査を進めてきました。
外部連携指導員の先生からは「身近な事柄を課題設定していて良かった。」「昨年度の研究成果を引き継いでおり、継続性が見られた。」というコメントの一方で、「聴講者が理解できるようにもう少し分かりやすくまとめるが必要がある。」「研究課題に対する問題の背景について調べきれていない部分がある。」など、発表の仕方、課題を追究することの重要性について有益なご指導・ご助言をいただきました。また、発表後には外部連携指導員の方に積極的に指導を仰ぐ班もありました。生徒たちにとって大きな刺激になったことと思います。
生徒たちはいただいたご助言を基に、本校のアドバイザ教員や外部連携指導員の先生方と連携を密にとりながら今後、より充実した研究を行っていきます。
各班のテーマ
各班のテーマは、生徒たちが話し合いをして決定したものです。
決定したテーマは、数理情報学、物質科学、生命・食農、生活科学など多岐の分野に及びます。
【数理情報学ゼミ】
数2A 「コロナウイルスの感染の広がりを考える」
数3A 「コラッツ予想のグラフによる関連性」
数4A 「N進法について」
【物質科学ゼミ】
物2A 「ハンドスピナー発電」
物2B 「出雲高校2年2組の教室の温度を均一にするには」
物3A 「出雲高校の教室内などにサーキュレーターを置いたら空調の冷暖房効果は上がるか」
物3B 「段ボールで防音」
物3C 「糸電話を曲げて使うことはできるのか」
物4A 「最も遠くに飛ぶブーメランは」
物4B 「マスクを着けたことによる温度変化は」
【生命・食農ゼミ】
生命2A 「マスクについた菌の行方」
生命2B 「私たちが蚊に刺されるのはどうしてか」
生命2C 「花の開花期間を延ばすにはどうしたらよいか」
生命3A 「大豆のストレスと発芽の関係性は」
生命4A 「身近な植物を使って酵母菌を培養できるか」
生命4B 「ペットボトル飲料水を安全に飲もう!」
【生活科学ゼミ】
生活2A 「雨で坂下が混むのを防ぐには」
生活2B 「集中力を上げる音はどのようなものか」
生活3A 「辛さを抑える方法」
生活3B 「石鹸の色を変えると、人の手洗いに対する意識は変わるのか」
生活4A 「日焼け止めに効果の高い物質は」
生活4B 「呼吸によって身体能力は向上するのか」
生活4C 「ビニール袋に代わる袋の素材を調べる」
生活4D 「快適な自転車通学を実現するためには」
中間発表会の様子
2年生普通科理系「SS探究発展A」ゼミ別中間発表会を行いました