7月26日(木)、27日(金)に、平成28年度から行っている「島根大学におけるグローバルセッション」を行いました。
本校は文部科学省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定されており、3年間を通して行う探究的学習のうち、3年生を対象とした総まとめの学習活動となります。
第2学年次から取り組んできた課題研究の成果を英語による発表資料にまとめ、島根大学の英語教員や留学生に向けて発表を行い、学びをより深めるという活動です。
第1日目のプログラムはその事前学習も兼ねて、独立行政法人国際協力機構(JICA)の岩田和美さん、島根県津和野町教育魅力化コーディネーター(青年海外協力隊OB)の中村純二さんをお招きし、「SDGsを通して、世界と島根を考える」と題したワークショップを行っていただきました。
7月27日(金)は、1学期の間隔週で2時間ずつ行われてきた学校設定科目「SG探究」において準備してきた英語プレゼンテーションを行う本番の日です。
発表に先立ち、7月23日には島根大学教育学部の香川奈緒美准教授から、対話型コミュニケーションやプレゼンテーションの方法についてご指導いただきました。
当日は、島根大学からはネイティブの英語の教員、留学生の方などに来ていただき、本校生徒の発表を聞いていただきました。
各グループ8分の発表の後、聴衆の皆様からたくさんの質問をいただき、英語でディスカッションを行いました。
どのグループも、これまで多くの皆様からご指導をいただきながら準備を重ねてきた成果が表れ、成長の跡が見られるプレゼンとなりました。
午後からは島根大学国際交流センターの青晴海先生から「島根大学でできる海外留学」と題して講義をしていただきました。
先生のお話を通じて、自らも海外で活躍しようという意欲がさらに増してきたようです。
2日間の「グローバル・セッション」をもってこれまで3年間行ってきた探究的学習の総まとめを行うことができました。
これまでの学習で得たことを今後の進路選択やキャリア形成に生かしてほしいものです。