7月26日(火)、島根県民会館を会場に、本校が主催する「山陰探究サミット」を実施しました。この企画は、探究学習の推進が求められている中で、山陰地区の高校生が、学校や地域を越えて研究成果の発表を行うことをとおして、相互に研究内容を共有し、学びを深めることを目的としています。
当日は、昨年度に続き島根県立松江南高等学校、島根県立松江東高等学校、島根県立平田高等学校、島根県立出雲高等学校、島根県立益田高等学校、鳥取県立鳥取西高等学校、鳥取県立米子東高等学校、学校法人鶏鳴学園青翔開智高等学校の8校が、また新たに島根県立矢上高等学校、島根県立隠岐島前高等学校の2校が加わり、計10校が参加しました。本校からは、7つの班が参加し、全体では計26の個人・グループが発表を行いました。
「数学・理科分野の原理追究」、「地域資源の活用」、「多文化交流」等多岐にわたる研究内容が相互に共有され、学びを深めることができました。また、当日は審査員として島根県立大学の先生方をお招きしましたが、各発表者に対して、「独自の課題に基づきながら、深く研究が進められている」等専門的見地から様々なご助言をいただき、示唆に富んだ発表会となりました。最後に「交流を深めたことで、大いに刺激になったと思う。そして、これまでの研究で培ったことを今後の進路探究や社会に出たあとにも活かしてほしい」とのメッセージをいただき、生徒たちも次のステップに向けて気持ちが高まったのではないかと思います。
参加した本校の生徒たちも、「様々な発表が聴講できて楽しかった」「プレゼンのスキルが高く、ぜひ参考にしたい」などと他校の研究活動に刺激を受けており、非常に有意義な発表会となりました。
参加いただいた皆様、参観いただいた皆様、不慣れな点も多々あり、ご迷惑をおかげしましたが、ご協力いただきありがとうございました。
参加校の研究テーマについては、別添をご覧ください。