9月14日(月)、大田高校にて 第13回「高校生の主張」英語スピーチコンテストが開催されました。
 県内から11名の参加があり、本校からは2名の生徒が参加しました。

 1年1組の小西萌由さんは、貨物船の乗組員として世界の海を見てきた祖父との思い出の場所である美しい海を守っていくために、高校生の自分として行っていることを述べ、小さなことでもみんなで意識することによって大きな変化に繋がるというメッセージを観客に伝えました。ビニール袋有料化や、プラスチックストロー削減のための企業の取り組み、使い捨てマスクの廃棄などの現状についても触れました。

 同1年1組の藤木一聡さんは、日本の過労死や自死の多さの深刻さについて述べ、外国との文化の違いや、日本人の勤勉さは素晴らしいことであるが、仕事と自分の暮らしを楽しむこととのバランスをとることの大切さを訴えました。コロナ禍においてリモートワークを恒久的に認めた企業の例や、長い会議を短くするための具体的な方策、またヒュッゲという時間の過ごし方や心の持ち方などについて盛り込みながら、説得力のあるスピーチを発表しました。  

 審査の結果、小西さんが第1位、藤木さんが第3位に見事選ばれました。

 今年度は残念ながら中国大会、全国大会はすでに中止となっていますが、今回の経験を今後の英語学習や日常生活に繋げてくれることと思います。

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「高校生の主張」英語スピーチコンテストに出場しました