10月11日(月)5・6限に、2年生 理数科「SS探求発展B 課題研究」の中間発表会を行い、8つの研究班が研究活動の進行状況を発表しました。
4月から始まった課題研究は、生徒たち自身が日常生活からの気づきを基にしたテーマを寄せ合い協議して取り組む内容を決め、主体的に実験の段取りなどを検討し、研究活動を展開しています。
発表方法について、データの見せ方など各班工夫をしてわかりやすく発表してくれました。実験・検証について粗い部分がありましたが、だからこそ中間発表という形で大学の先生に見ていただいてご意見をもらえたことや、生徒どうしがお互いの活動を報告しあうことは、刺激になり参考になるものでした。
また、お互いの研究発表を聞く際に、質問を考えながら聞くことで思考を深化させる訓練にもなりました。質疑応答で、質問への回答を考えることは、自分たちの研究の輪郭をより明瞭にしたと思います。今後の研究の道筋が見えた、非常に有意義で価値のある発表会となりました。
この中間発表会でもらった意見や、改めて研究を見つめ直して見えてきた課題などを整理し、今後の研究をさらに練り上げてくれるものと期待しています。
以下は各班の研究テーマです。
物理① 多脚走行装置の機動性の追求
物理② ウォーターロケットの実験
地学 液状化に伴う家屋の倒壊を防ぐためには
生物① Geobactor 属鉄還元菌を用いた土壌中の鉄の還元とその化学エネルギー的利用価値についての考察
生物② ヨモギのアレロパシーの水生生物への応用
数学 幾何と確率
化学① 炎色反応を用いた虹色の炎の実験
化学② 空気中の水蒸気を飲料水へ
2年生理数科「課題研究」中間発表会を実施しました