気温が下がり始め、久徴園にある落葉樹も少しずつ紅葉が始まりました。
今ごろは、久徴園入り口付近のロックガーデンにホトトギスやツワブキの黄色い花が見られます。
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ホトトギス(ユリ科ホトトギス属)
ホトトギスは日本の特産種で太平洋側に多く自生する多年草です。この花にある紫色の斑点を鳥のホトトギスの模様に見立てて、名前がつけられました。久徴園には数種類のホトトギスが毎年花を咲かせてくれます。
シモバシラ(シソ科シモバシラ属)
冬、茎の根元に氷の柱を作るシモバシラ。気温が氷点下になると、根から吸い上げられた水分が凍り、株元に氷の結晶を作り出します。花が枯れた後も自然の造形美を見せてくれる一風変わった植物です。
アキチョウジ(シソ科ヤマハッカ属)
山地の日陰に自生する多年草です。花が秋に咲き、横向きに丁の字に咲くというので、「秋丁字」と名付けられました。
ダルマギク(キク科シオン属)
海岸に生える多年草です。薄紫色の花を一斉に咲かせて道端を彩ります。本州西部や九州に生え、草丈はやや低くずんぐりした葉や茎を持っています。出雲高校では、北門やソテツの下、5号館周りに花を咲かせています。
久徴園の草木花(2024年10月)