夏の暑さが和らぎ、少し肌寒い季節になってきました。
久徴園の草木花も秋の装いに変わってきています。
スイフヨウ(アオイ科)
中国中部原産の落葉低木です。名前の由来は、朝に白い花を咲かせ午後に淡紅色に変わり、夕方から赤くなる様子を、酒に酔って顔が赤くなっている様に例えました。朝咲いて夕方にはしぼむ一日花、ひとえ(一重)のものはヒトエスイフヨウと呼ばれます。
ショウキズイセン(ヒガンバナ科)
暖地の山野に自生する球根草です。名前は、花弁が波打つ様子をショウキ(鐘旭)のヒゲに例えました。ヒガンバナよりやや遅く開花します。
カンボク(レンプクソウ科)
高さ6mほどの落葉小高木で、枝や葉はこんもりと茂ります。9月になると6~9mmの赤く丸い実が熟し、葉が落ちても残って時に雪が降るとそのコントラストが見事です。5号館の南側に植えてあります。
シロバナサクラタデ(タデ科)
スズムシバナ(キツネノマゴ科)
ワレモコウ(バラ科)
イヌサフラン(イヌサフラン科)
センニンソウ(キンポウゲ科)
タイワンホトトギス(ユリ科)
ザクロ(ミソハギ科)
ミソハギにとまるヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科)
ニホンカナヘビ(カナヘビ科)
ヘビと言ってもトカゲの仲間です。
ルリタテハ(タテハチョウ科)
ホトトギスの葉裏にいるルリタテハの幼虫です。成虫は、前翅長が25~45mmで、濃い黒褐色の翅の表面に「瑠璃」の和名通り、鮮やかな瑠璃色の帯模様が入るのが特徴です。
久徴園の草木花(2023年9月)