夏の暑さも少しずつ和らぎ、過ごしやすい季節が近づいてきました。
今回は、地元報道番組にも取り上げられた米子市の湊山公園で咲いた珍しいソテツの花が、本校の正門付近にも咲いていましたので、まずはそれから紹介します。
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ソテツ(ソテツ科)
蘇鉄は、約10年に1回しか開花しないと言われています。花の咲く時期は5月から7月頃です。蘇鉄は雌雄異株の植物で、細長い松ぼっくりのような形をした雄花とドーム型の雌花があります。花の咲く周期には個体差があり、植えてから20年以上経ってようやく咲くこともあるそうです。その貴重さから、蘇鉄の花は「幸運を呼ぶ花」とも呼ばれます。
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フジバカマ(キク科)
キク科ヒヨドリバナ属の一種で、秋の七草の一つです。生け花や、香気があるのでお風呂に入れたりします。奈良時代に中国から渡来し、庭にあったものが土手などに野生化していると考えられています。島根県では野生化したものは確認されていません。
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ヤノネボンテンカ(アオイ科)
アオイ科なのでハイビスカスのような花を咲かせます。朝に開いて夕方しぼむ一日花、一株にびっしり花が満開することは期待できませんが、毎日次々と新しい花をぱらぱら咲かせてくれます。
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ゴンズイ(ミツバウツギ科)
この樹の材はもろくて役に立たないので、役に立たない魚のゴンズイと同じ名前が付けられたといいます。「権萃」は当て字です。花は淡黄緑色の目立たない花ですが、秋に実る果実は、果皮が赤く綺麗で、熟すと中から黒い実が飛び出してよく目に付きます。
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ウメモドキ(モチノキ科)
山地や湿地に生え、高さが3m以下の落葉する低木です。果実が紅梅に似ているからとか、葉や枝振りがウメに似ているから「梅擬き」(ウメモドキ)との説があります。秋から冬にかけて赤い小さな実をビッシリとつけますので実にきれいです。次回はその画像を載せたいと思います。
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ノシラン(キジカクシ科)
県西部の海岸近くの林の中に自生するものです。花茎の先端が扁平になって熨斗鮑(のしあわび)のように見え、花は蘭に似ているので「熨斗蘭」と名付けました。久徴園の至る所にあります。
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サルスベリ(ミソハギ科)
別名は百日紅(ヒャクジツコウ)で、文字どおり百日間くらいに渡って咲き続けます。名前の由来は木肌がなめらかで猿もすべり落ちるという意味からです。
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エゴノキ(エゴノキ科)
晩春に白い花を無数に下垂させ、雪が降ったようにも見えます。初秋にはこのような1cmほどの卵型の実をぶら下げます。この果皮には、エゴサポニンを含んでおり有毒です。
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ネグンドカエデ(ムクロジ科)
寒いところを好む樹で北海道にはたくさん植えられています。9月頃、雌株にできる果実はカエデそっくりの実で、写真は若い果実です。
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メジロ(メジロ科)
学食横の廊下に迷い込んでいました。なんとか、親鳥の元へ戻って行くことができました。