6月に撮影した花や果実を紹介します。
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オオバギボウシ(キジカクシ科)
山地の湿った草原や丘陵地に生えます。葉の大きさが、本州以南にあるコバギボウシは10~20cmであるのに対して、北海道から本州までにあるオオバギボウシは30~40cmと大形になります。ギボウシは新芽の時に茹でて酢みそや胡麻和えにして食べます。
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ホタルブクロ(キキョウ科)
平地から山地に広く分布する多年草です。初夏から夏の前半にかけて釣り鐘形の花を茎に多数咲かせます。名前の由来は、提灯の古名「火垂(ほたる)」にちなんでおり、別名を釣鐘草(ツリガネソウ)といい、英名はベルフラワー(bell flower)です。
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ハマナデシコ(ナデシコ科)
海岸の砂地、岩上や崖地などに生える多年草で、別名をフジナデシコとも言います。島根の海岸にもかつてはたくさん生息しましたが、砂浜が減少し崖地が崩壊すると共に減少傾向にあり、今では希少価値となっています。
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ハマナス(バラ科)
海岸の砂地に生えて群落を作ることもあり、夏に赤い花(まれに白花)を咲かせます。根は染料などに、花はお茶などに、果実はビタミンCが豊富で食用になります。一般的に夏期が6~8月、結実期が7~9月ですが正門付近で見事な実がなっていました。
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ナツツバキ(ツバキ科)
山地に自生する落葉低木、名前の由来は初夏に咲き花がツバキに似ていることから。サラソウジュ(沙羅双樹)の代用として寺院で植栽されることから、別名シャラノキといいます。朝に開花し夕方に落花する一日花、庭木や公園樹で植栽されます。
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コバノランタナ(クマツヅラ科)
黄色やピンク、赤などが混じる華やかなランタナとは異なり、単色で色も変化しません。ランタナに比べ葉が小さく、株が横に広がる葡萄性の性質があります。丈夫で手入れも簡単なわりに花がよく咲くので、公園や学校などで人気があります。
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キョウチクトウ(キョウチクトウ科)
インド原産で、江戸時代中期に導入されたとされる常緑小高木です。名前の由来は、葉がタケ(竹)に花がモモ(桃)に似ることから。枝を切ると出てくる乳液や種子は有毒です。大気汚染に強く、公園樹や街路樹などで植栽されます。
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