久徴園の草花1月は久徴園の雪景色から紹介します。すべての画像はクリックすると拡大できます。
1月は、断続的に降り続く雪の日もあれば、心地よい陽差しが覗く日もありました。晴れた日に久徴園の頂上から取った写真を紹介します。
春の陽差しを一枚一枚の花弁が求めているように見えるマンサクが次々と咲き誇っています。
[シナマンサク ( マンサク科 花期/ 1~3 月)]
花の少ない今の時期ですが、4-5号館中庭のシナマンサクが少しずつ咲き始めていました。シナマンサクは中国原産で庭木や街路樹などにも植えられています。山地の林内や谷筋に生える「マンサク」は、日本固有の落葉樹です。こちらは、3月頃から花が咲き始め、春の枯れ木の多い山中でもよく目立ちます。マンサクの名は、枝いっぱいに咲くので「萬作」、春真っ先に咲くので、「先ず咲く」が訛って「マンサク」になったという説があります。シナマンサクは、花の時期まで枯れ葉が枝に残っているのが特徴です。これからリボン状の花弁を広げ、綺麗な花を咲かせてくれます。(a)
ウワミズザクラの幼木を久徴園頂上に移植しました。
うまく根付いてくれれば、何年後かに花を咲かせてくれるでしょう。
楽しみです。
久徴園の草花(1月)2021