9月になってもなかなか涼しくならず、この暑さで枯れはしないかと気を揉んでいたトウテイランが花を咲かせてくれました!
久徴園の草花9月はトウテイランから紹介します。
すべての画像はクリックすると拡大できます。
【トウテイラン(オオバコ科)】
トウテイラン「洞庭藍」は、葉に綿毛が多く、瑠璃色の穂状花を咲かせます。藍色の花が洞庭湖の水のように美しい色をしているというので「洞庭藍」の名前がついたという説もあります。先月紹介したオオバコ科のサンイントラノオの親戚にあたり、京都府、兵庫県から鳥取県の日本海側に分布します。県内では隠岐にだけあって隠岐の準固有種です。海岸部の岩上を好んで生育します。久徴園でも大切に育てたい植物の一つです。(a)
9月はトウテイランを始め、青い花に目が留まりました。
毎日暑い日が続いた9月でしたが、少しずつ秋の気配が忍びよっていました。
久徴園の草花[9月]2020