久徴園の草花5月は、絶滅危惧種に指定されているチョウジソウから紹介します。
長さ1㎝ほどの薄青紫色の花冠( 合弁花では花弁にあたるもの) の先端が5 方向に分かれ平に開花している姿が「丁」の漢字に見えるところから「丁字草」( チョウジソウ) と名付けられた説と、香料の「丁子」に似ているとの説があります。
草丈40 〜80㎝になる湿地性の草本で、5 〜6 月頃茎頂に数個の青紫色の花を咲かせます。(a)
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石を取り除いたら、アカハライモリを発見しました。
アカハライモリは日本の固有種で、別名をニホンイモリといいます。
普通は、背中側が暗黒色で腹側は赤黒い斑点模様が一般的なのですが、久徴園に背中側まで赤変したアカハライモリがいました。
このような突然変異したものは非常に珍しく、全国的にも数件しか例にないようです。
島根県立宍道湖自然館ゴビウスに飼育をお願いしました。
お時間がありましたら、ぜひ立ち寄ってください。
久徴園の草花[5月]2020