晩秋の久徴園は、楓などの落葉樹が、赤や黄色の様々な衣を日々まとい、見る者を楽しませてくれています。
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久徴園山頂からは北山の紅葉も楽しめます。
紅葉の様子は久徴園の紅葉12/5撮影でご覧ください。
久徴園の草花(11月)は楕円形で黒紫色の果実をたくさん付けているイヌガシ(クスノキ科 シロダモ属)から紹介します。
【イヌガシ(クスノキ科 シロダモ属)】
県内にも自生している樹木で、久徴園入口にも2株見ることができます。
雌雄別株で、3-4月には赤い花が集まって咲きます。
葉が同じクスノキ科のシロダモに非常に似ますが、シロダモの葉先は長く伸びるので、花や果実のない時期でも見分けることができます。
【オガタマノキ(モクレン科オガタマノキ属)】
オガタマノキは、温暖な地方の山地に自生するモクレン科の樹木です。
神社の境内や庭にも植えられる常緑高木で、2-4月には、香りの強い花を咲かせます。
和名のオガタマノキは招霊(おきたま)の転化したもので、神事にも使われる樹木です。
いろいろな実を見つけました。
各種キクが満開です。
【ヨコグラノキ】
牧野富太郎が高知県の横倉山で見つけたもので「横倉の木」「横倉」ともいいます。
隠岐では、「えいのき」といって、材をくさびや良質の炭の材料に使用されていました。(平田植物園めぐりより抜粋)
久徴園の草花11月(2019)