8月は、開花時期を見逃したのか、久徴園内を散策してもなかなか草花に出会えませんでした。
その中でひときわ目を惹いたのが朱色の花、フシグロセンノウ(ナデシコ科センノウ属)です。
久徴園の草花8月はフシグロセンノウから紹介します。
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【フシグロセンノウ】
山地の木陰に生える多年草で、和名の「節黒仙翁/フシグロセンノウ」は、茎の節が黒く、京都嵯峨の仙翁寺に由来するそうです。
久徴園入口から少し入った足下に咲いています。(a)
【カクレミノ(ウコギ科)】
海岸近くに多く生育するカクレミノ。名前は葉を蓑(みの)に見立てたもので、花もじっくり見ないと、気付かないほど素朴ですが、よく見ると綺麗です。
この時期はハチが好み、秋にはヒヨドリが果実を好んで食べます。(a)
久徴園の草花に涼を求めた昆虫たち
久徴園の草花8月(2019)