初夏の陽ざしが新緑に優しく降り注いでいます。
久徴園の草花(6月)を紹介します。
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【ナツツバキ(ツバキ科)】
山地に自生し、高さは15mくらいになる落葉高木です。
花期が夏になるところから「夏椿」といい、花の少なくなるこの時期に生花や茶花として珍重されます。
花のふちはやや波打ち、細かな鋸歯がまばらにあるのが特徴です。
正門の横で綺麗に咲いているので、少し足をとめて見てみてはいかがでしょうか。(a)
【キョウガノコ( バラ科)】
花を京都の染め物「京鹿ノ子」に見立てたものです。
自生のものは見つかっていないそうですが、非常に風情のある花を咲かせます。
シモツケソウにも似ていますが、シモツケソウは葉が披針形、キョウガノコは掌状で5~7裂するので見分けることができます。(a)
久徴園の草花6月(2019)