久徴園の草花(12月)を紹介します。
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久徴園の落葉樹も葉がほとんど落ちて寂しい季節になっていますが、散策すると落葉しているので木の実を発見しやすく、その観察には適した時期になっています。
この時期の木の実は赤いものが多く、鳥が見つけやすくなっており、種を各地に散布してもらうことで繁殖するようにしているのでしょう。
さらに常緑ではありますが、この時期赤い実をつける低木があり、「千両、万両、在り通し」といわれ縁起のよい植物があります。(y)
 

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センリョウ(千両)
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キミノセンリョウ

 

 

 

 

 


 

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マンリョウ(万両)
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アリドウシ(一両)

 

 

 

 

 


千両と万両は文字通りセンリョウ科のセンリョウ、ヤブコウジ科のマンリョウですが、在り通しもアカネ科のアリドウシと、植物通しとなっています。アリドウシは「改訂版平田植物園めぐり」にもあるように蟻を貫くほど鋭い棘があることから名付けられたので本来の由来ではないようですが、うまくできています。
センリョウを除いて身近な里山でみられ、自生とされていますが、カキノキなどと同様に、万両や百両などは意外な場所に生えているので鳥が散布するので庭先からの逸出も考えられるものです。久徴園にはどれも見られます。
またアリドウシには葉が大きく棘の短い変種のオオアリドウシ(ニセジュズネノキ)が県下各地に見られ、別種のジュズネノキ(ナガバジュズネノキ)も県西部に少数確認されています。(y)

☆問題です☆
アリドウシは一両とされていますが、百両と十両はなんでしょうか。
 

☆正解☆ 
百両:ヤブコウジ科のカラタチバナ 十両:ヤブコウジ科のヤブコウジ

 

クロガネモチ
クロガネモチ
アオキ
アオキ
マユミ
マユミ
マサキ
マサキ
セイヨウヒイラギ
セイヨウヒイラギ
コノテガシワ
コノテガシワ

 

 

 

 

 

 

 


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季節外れの花が咲いていました。

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カキツバタ
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ヒメジョオン

 

 

久徴園の草花(12月)2018