久徴園の草花(9月)を紹介します。
今月はハギから紹介します。写真の画像は、クリックすると拡大できます。
【ハギ】
暑さ寒さの彼岸までというように猛暑も去り、もう本格的な秋到来といったところです。秋は収穫の秋というようにおいしい食べ物がたくさんあるので秋の七草は春と違って食べられるものではなくもっぱら鑑賞するものになっています。その中で萩は秋の花の代名詞になっているように思います。久徴園ではシラハギが1号館北の斜面に植栽されています。これは広島県や岡山県に多いニシキハギという野生のハギの白花品です。島根で多いのはツクシハギで久徴園の各所で咲いています。この花は白と紫のコントラストがきれいです。今これらが咲いていますので散策し、観察してみてください。
そうすると久徴園のハギはこの2種となるわけですが、じつはもう1種ネコハギという萩が咲いています。でも他の萩と同じように探しても見つかりません。もっともっと目線を下げてください。これはとても小さく、明るい草むらで地面を這って生活しています。見つかりましたか。 猫が見つかったら・・・ 犬も。そうです。久徴園にはないのですがイヌハギもあるのです。(y)
久徴園の草花(9月)2018