久徴園(5月)は、たくさんの花が咲いています。
久徴会館にあがる坂脇に咲いた、サンショウバラから紹介します。
【サンショウバラ】
バラ科バラ属の落葉小高木で5mぐらいになるそうです。名前のとおりサンショウのような小葉に分かれており、茎に棘のあるのもそっくりです。園芸用に広く栽培されていますが、産地はハコネバラとよばれるように神奈川県と静岡県の県境、箱根付近にしか自生しないめずらしい種です。花は薄ピンク色ではかなげな印象ですが、開花の時期も極めて短く注意していないと時期を逃してしまいます。今年の開花は5月中旬でしたが例年は5月下旬でしょうか。久徴会館にあがる坂脇に植えられています。毎年サンショウバラの開花を見逃さないような心の余裕をもって生活したいものです。(y)
【シモクレン】
少し暖かくなった春に大きな紫色の花を上向きに半開きにつけ、「紫木蓮」ともいいます。モクレンは、春の暖かい陽ざしを南から受けて蕾の南側がよく成長して膨れるため、先端が北側を指します。そこで、指示植物とか、コンパスプラント、磁石の木などといわれたります。(平田植物園めぐりより抜粋)
久徴園の草花5月(2018)