今年度も、校舎の周りを彩る数々の草花を、平田植物園・久徴園管理者青木博志と出雲高校生物教諭柳浦正夫の協力を得て、月ごとに紹介します。興味を持たれた方は、ぜひご来校ください。
なお、ご来校の際は事務室(休業日は警備員室)へ、ひとことお知らせください。
それでは、4月の久徴園の草花を紹介します。画面をクリックしご覧ください。
【ホトケノザ】
ホトケノザ(シソ科)は久徴園の頂上広場等の明るい場所に群生しています。ご存じの方も多いと思いますが、春の七草であるホトケノザはキク科のコオニタビラコのことです。
ホトケノザの名は、葉を仏像の台座に見立てたものに由来します。春には久徴園でも、カキドオシやヒメオドリコソウ等シソ科に似た植物が開花しているのを見かけます。(Y)
【イヌガシ】
カシに似ているが本物ではないという意味で、実際にはクスノキの仲間に入ります。
雄雌別株で赤い花が集まって咲きます。(平田植物園めぐりより抜粋)
【ハナズオウ】
4月頃、まだ葉が出ないうちに紅紫の小さな花が枝いっぱいに咲きます。花が終わる頃から出始める葉は丸っこく、マメ科特有の袋に入った実(豆果)が成ります。(平田植物園めぐりより抜粋)
【マルバアオダモ】
トサトネリコともいいトネリコ属の落葉です。山地に生え葉は奇数羽状複葉といって一枚の葉に小葉が5~7と奇数枚ついています。材は硬いので、同じ仲間のアオダモやトネリコと共にバットに使われたり、建築材や炭材とします。(平田植物園めぐりより抜粋)
【ヤマトアオダモ】
「ヤマトアオダモはしなやかな木で、野球のバットにも使われますよ」と野球部の生徒が何人かの有名選手が愛用していることを、教えてくれました。
サクラとウメの違いを、画面をクリックし、ご覧ください。
放課後、夕日を浴び、きらきら輝くサクラを撮影していたら、グランド整備をしている生徒が、満面の笑顔で、ポーズをとってくれました。