この時期は、葉を落としている樹木の枝の形や冬芽を観察できます。
冬の久徴園もまた味わいがあります。
寒い時期にも、花や果実をつける草木をいくつかご紹介します。
(画像はクリックすると拡大できます。)
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ペーパーホワイト(ヒガンバナ科スイセン属)
日本水仙と時期的に同じころに咲きだす真っ白な水仙です。日本水仙は黄色い副花冠がワンポイントですが、ペーパーホワイトは副花冠が花弁の白と同じ白に染まっています。この水仙は江戸時代薬草として持ち込まれた外来種です。ただ、食用としては用いません。誤食すると嘔吐、下痢、発汗など様々な中毒症状を起こします。
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スイセン(ヒガンバナ科スイセン属)
一月の終わりごろから、校内のあちらこちらで咲き始めました。この時期なくてはならない花です。花色は黄色や白色が主体で、チューリップやヒヤシンスと比べると多彩さには欠けますが、長い茎の先にうつむいたような、どこか儚げな一面を持った魅力的な花を咲かせます。
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ロウバイ(ロウバイ科ロウバイ属)
ロウバイの英国名は、「Winter sweet」で、その名の通り花は冬の寒いさなかに蝋でコーティングしたような半透明の質感のある黄色い花が咲き、花の香りは甘く優しい香りがします。花弁には厚みがあり、花弁だけを見ると蝋で作られた造花のように見えます。
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フユイチゴ(バラ科キイチゴ属)
寒空の下、赤く可愛く美味しそうに実をつけます。イチゴと名の付く他のイチゴは、ほとんど春に花を咲かせ夏までに実を実らせます。フユイチゴは夏に花を付け実は今頃の寒い時期に実らす、本当に冬のイチゴです。
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久徴園の草木花(2025年1月)