令和3年7月16日(金)6限実施

 

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 今回のテーマは、「障がい者差別」についてでした。以下、生徒の感想を載せます。

 

・出雲高校のユニバーサルデザインやバリアフリーを考えた時は、班の人との話し合いや他の班の考えを聞いて、確かにそうだなと思うことがたくさんありました。また三木選手のお話を読んで、障がい者に対する我々の意識や行動が海外とは違う事が分かりました。日本は、海外の真似をよくするのに、どうして海外の障がいのある人への考え方は真似しないのだろうかと思いました。私は、真似をするようにしたいです。また、親の教育についても話があり、その親も自分の親に同じような教育を受けたと思うと、今からでも変えていかないといけないと思いました。

・僕の家族には発達障害を持っている人がいます。そのこともあってか分かりませんが、障がいを持っている人を物心ついてから差別的に見たことはありませんが、心のどこかで「かわいそう」と思っている所があり、正直、これからも思い続けてしまうと思います。もちろん、人間皆平等と思いますが、「かわいそう」と思っている時点でダメだと思います。僕たちがすべきなのは、次の代ではそのような考え方を無くすことです。

・今日のHRの最初で、バリアフリーでない部分を学校の施設からさがす時、自分がもし車椅子生活だったら、どんなところで困るだろう、と考えました。私たちのクラスがある2棟2階には多目的トイレが無いのが不便だと気づきました。普段は考えないような、障がいのある人の生活について考えるよい機会となりました。私は、障がいのある人にどう接すればいいのだろうと前から思っていました。今日の授業を聞いて、変に意識したりせず普通に同じ対応で接すればいいと分かりました。そして、助けを求められたら助けられるよう、日頃から行動が出来るよう心がけたいと思いました。

・障がいのある人は、誰もが手助けを求めているのではないことが分かったし、海外では障がいも1つの個性として見られているのがとてもよいなと思いました。そして今でも数多くの障がい者への差別があることは悲しいし、自ら障がいを背負った時に差別されると考えると本当に胸が痛くなります。もし障がいのある人が困っていて手助けを求めていたら助けてあげられるように頑張りたいなと思います。

・障がい者の人に対して、必要以上の手助けや気を遣いすぎるのも障がい者の人にとっては、イヤだと思う人もいるかもしれないので、普通の人と同じ事が出来るような環境を事前に作っておいて、人の力を借りなくても自分で出来きるようにすることが一番大切なのではないかと思いました。入居拒否など障がいを持っていることを理由に差別されることは絶対にダメだと思います。対等に接することが大切だと思います。

・同じグループの人が、私達が障がい者の人に対して「~してあげる」など表現は上から目線な感じがする、と言っていて確かにそうだと思いました。無意識のうちに思っていることなので、教育は大切だと思います。車椅子の先輩が「母親が見てはダメだよと子どもに言っている」と言っておられ、学校でも家庭でも正しい教育がされないといけないと思いました。社会を変えるため、親世代の意識を変化させないといけないと本当に感じました。

・私が一番印象に残っていることは、車椅子テニス選手の三木拓也さんの言葉です。私は小学校の道徳の時間から障がい者差別について学んできましたが、内容的には障がい者に対して優しく接する事がメインでした。でも、三木選手の言葉から障がい者の方が本当に望んでいることは、普段と変わらず、普通に接する事だと分かりました。助けが必要なら積極的に手助けし自分から積極的に声がけできるようにしたいです。みんなが住みやすい生活にしたいです。

・話を聞く、話し合うだけでは障がい者に対する偏見は無くならないと思います。実際に障がい者の方と交流する機会を持つことが大切だと思います。

・障がい者の方々への接し方もそれぞれ変える必要があると思います。障がい者の方が、不快や不安を覚えることが無いように、相手に気持ちに寄り添うべきだと思いました。

・障がい者の方を変に特別扱いをするのでは無く、その人の人間性を平等に見ないといけないと思いました。

 

2年生 人権教育HRを実施しました